認知症とは
「認知症と向き合う」~それぞれの立場、それぞれの役割り~
社会福祉法人やまゆり
庶務課長 多田 好江
(認知症サポーター養成 キャラバンメイト)
○はじめに
なぜ認知症について学習するの?
「認知症」と「もの忘れ」の違いは?
☆「もの忘れ」:老化現象―ヒントがあれば思い出せる。
☆「認知症」 :脳の病気―行動そのものを忘れてしまう。
○認知症とはどういうもの?
認知症は、いろいろな原因で脳の細胞の機能が悪くなったりすることでおこる脳の病気。
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症 など
認知症の2つの症状
中核症状…必ず出る症状(進行具合によって)
行動・心理症状…心の状態や性格、環境によって出る症状
○かかわり方と介護者の理解
「私は忘れてはいない」「ぼけていない」にかくされた悲しみ → 不安
認知症の人への対応の心得“3つの「ない」”
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
○わたしたちにできること
・早い段階から正しく理解し適切な対応を行う。
ある会場でのつぶやき・・・「もっと早く知っていれば…」
・本人の気持ちを知って温かく接する。
・地域での見守り、地域でできること。
ある会場でのつぶやき・・・「お互いに言い合える地域」
認知症と診断された方に、特別な人ではありません。
その人はその人のまま、何もかわりません。
今までどおり、いっしょに暮らしたい。
いっしょに暮らせる地域をめざして。
○認知症の予防
発症のリスクを減らすこと
・よく噛んで食べる
・バランスのとれた食事
・適度な運動
・良質な睡眠
・笑う
○認知症サポーター養成講座のお知らせ
「認知症」について正しく理解するための講座を開きませんか?
キャラバンメイトがでかけお話をします。
職場、自治会、婦人会、高齢者クラブ、サロンなど、どんな単位でも
けっこうです。(講座の時間は1回につき45分以上でお願いします。)
ご希望の方は、市役所高齢者福祉課(℡21‐6967)
やまゆり苑(℡85‐8000) まで。