先輩からの声
01 | 先輩の声 |
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やまゆり苑に就職した経緯 |
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特養に勤めて |
何の知識もないまま勤めだした私は、顔見知りの看護師について業務を一つ一つ覚えることから始まりました。他の職員の方は、テキパキと利用者様の介助や介護をしておられました。決して自分のペースにはせず、利用者様に声掛けをしながら様子を見て時間をかけて対応しておられました。利用者様を大事にしておられることがよく分かりました。それは、誰にでもきちんと挨拶をし、挨拶だけでなく、態度でもわかりました。視線は利用者様を見上げるようにするために腰を落として対応します。私より、ずっと若い、「若い」というより自分の子供と同じくらいの職員の方から学ぶことがたくさんありました。他に、利用者様から学ばせて頂くこともたくさんあります。例えば、与薬。認知症の利用者様に服薬介助を行った時、声を出して名前を確認したのに、返事がなかったことがありました。このことがあったから薬を御本人に確実に服用していただくことの大切さを学びました。元気がないときは動かれないですが、少し回復されると動きが出てきて点滴を自分で抜去されたりすることがあるのです。 特養では、自分の考えの範囲を超える事が時々起こります。先ほどに述べた点滴もそうですが、起こりうるすべての事を把握することは、一人では考えられません。その時の強い味方が同僚看護師です。そういう色んな経験をしながら、経験を栄養にして特養の看護師を続けています。人間らしくてとても大好きな仕事です。 |
特養の概要、看護師の役割と機能 |
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